優生保護法違憲国賠判決 神戸地裁

2021年8月3日

旧優生保護法について、違憲判決を出すも、またしても除斥期間20年を経過

しているとして損害賠償請求を棄却した。

今回の判決で目新しいのは、差別偏見除去義務等に関して、立法の裁量として、

不作為義務を認めなかったことである。

しかし、優生条項の廃止に関して、国会議員の違法を肯定しながら、差別偏見

義務に関して、立法の裁量論を持ち出すのは、矛盾ではないか?

また、判決では、付言の中で、今後差別偏見を解消するための積極的な施策が

講じられることを期待したいと述べるが、そこまで言うのであれば、どうして

国会議員の違法や厚生労働大臣の不作為の違法まで言いきれないのか?゛

不作為の違法が言えれば、除斥期間の余地はないことは明らかであり、損害賠償

請求が棄却されることもなかったはずである。

いかにも中途半端の判決である。

 

技能実習生の遺棄行為に対する有罪判決(熊本地裁)

2021年7月20日

本件での有罪認定の理由は、いかにも理由が薄く、これで有罪判決を出して良い

のだろうか?

私的な埋葬行為などと言えるのか?

また遺棄の故意はなかったのでは?といくつもの疑問がある。

最初から有罪ありきの判決のようにも思える。

そもそも本件は起訴すべきではなかったのでは?

 

疫学における原因確率と個別の因果関係

2021年6月18日

昨日(6月17日)の津田先生の講演とその後の質疑応答で、

原因確率はもともと曝露され、発病した個人に適用する確率であるということ、この点についての裁判所も誤解しているとの指摘を受けました。

当方も,疫学手法の個人的因果関係への適用の可否というとらえ方をしていました。

この点は誤解している人がほとんどでは?

 

 

津田敏秀 水俣病全容解明に向けた講座  -水俣病の診断方法は誤っていた-

2021年6月17日午後6時~

津田先生の「水俣病の診断方法は誤っていた」というテーマで、ズーム講座が行われます。

疫学的手法について、貴重な話が聴けると思いますので、是非参加しましょう。

ズームでの参加が可能です。

優生保護法熊本 裁判

2021年6月14日(月)

午後2時~

憲法違反の優生保護法により、人権を侵害されたとして国を被告とする国家賠償請求訴訟の

口頭弁論が行われた。

国は、憲法違反の優生保護法あるいは憲法違反の優生政策という先行行為に基づく

作為義務違反により人権が侵害されたという原告の主張に対して、国賠法の条項を形式的に当

てはめて、本件での国賠法の適用を否定すべきであるという形式論理のみの主張を展開した。

違法・違憲な優生政策の実態をまったみようとしない国の姿勢が端的に現れた書面であると

して、裁判後の報告集会では傍聴者からも非難が殺到した

 

次回は、9月13日午後2時~

我々の方では9月1日までに反論書提出予定である。