・平成27年9月12日
「新潟水俣病50年・熊本水俣病60年
水俣病の解決を求めて50年」というテーマで新潟市内でシンポジウムが行われ、日弁連委員水俣病対策プロジエクトチーム座長として参加。
最高裁判決の総合判断について、行政が良いように最高裁の総合判断を引用していることを指摘した。むしろ、46年の事務次官通知の原点
に遡って総合判断を考える必要がある。グレーンゾーンについて患者救済の見地から疑わしきは救済するという視点を忘れるべきではないのではないか?
また、水俣病の解決のためにはいかにあるべきか?とい難しい質問を受けた。水俣病は50年、60年経っても
解決しない。
しかし、1人1人が声を上げ続けてきたから50年、60年続いてきたとも言えるのではないか?